版築仕上げ その2

引き続き武蔵小金井の版築のお話です。

今回の現場は下がり壁と什器に対して版築壁を作るものです。

什器においてはこのように逆台形になっており、非常に苦労しました。

今回は一層の幅が細い版築となりました。

細い分工程が多くなり、また、色の数もそれだけあるため
材料作り、塗りの工程ともに非常に時間がかかるものでした。

仕上がりはいつも寡黙な当社の中島が
声を上げて喜ぶほど素晴らしい出来栄えになりました。

天井から吊られている3段の壁も見事に仕上がりました。

今もこちらの「メガネの竹松」さまに
メガネの脇役として佇んでいます。

デザインをしていただいたのは元請㈱C-skyさまです。

自信を持ってお勧めできる「塗り版築仕上げ」でした。