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2013年7月 8日 (月)

久住有生さんのお話

左官青年部の富山大会で久住有生さんが講演されました。

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その中で
「引きの美学」というお話をされていたのがとても印象的でした。
「お客さんがほしいもの、お客さんの美意識を考えることにしている。
それは職人の独りよがり、腕自慢にならないように、
空間がトータルで美しくなるように考える」
とお話されていました。
久住有生さんは1972年生まれで、現在36歳くらいでしょうか、
前回のブログでの「土の王宮をつくる展2003」の時は26歳くらい、
今回、その部分もお話されていましたが、
当時は腕を見せたいという気持ちが強かったと言われていました。
(作品は素晴らしかったですが、そう考えると確かに当時は、「仕事を見ろ」みたいに、
俺の作品という部分が強くて、私は近寄りにくい方だという印象を持っていました。)
今は、左官的に見て技術の素晴らしさを見せるだけでなく、
わざと自然の揺らぎを見せたり、手作業のやさしさを見せたりと
その空間に求められた左官を作ることに力を入れているというお話でした。
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スライドで施工写真を見ましたが、特に兵庫県のパティシエエスコヤマの内装が素晴らしかった。
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最後に一番印象に残った部分を。
「日本の職人は良いものを作れるが、プレゼン能力が低い。」
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これからは日本の職人もプレゼン能力を持たなければいけない。
自分の技術をしっかりとPRしましょう。

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