住まい・インテリア

2015年1月15日 (木)

版築かまど

漆喰のかまどに続き、版築のかまどが完成しました。

今回のものは1合炊き。

20cm×20cmくらいの大きさで、食卓においてもじゃまにならず、

表面の丈夫に作ってありますので、触れてもボロボロしません。

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漆喰かまどと同様に固形燃料で炊けるので、

室内でも使用することが出来ます。

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版築の土の風合いがほっこりして暖かみを出しています。

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かまどの炊き立てのご飯。

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ご家庭でも是非、いかがですか?

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2013年10月21日 (月)

春風亭昇太師匠のお宅

今回は住宅のお話

原田左官で現在、春風亭昇太師匠のお宅を施工しています。
内部、外部とも左官が多く、非常に立派なお宅。

元請さんは「設計から大工まで」「建物から暮らしを考える」をコンセプトに掲げる
鯰組さんです。

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(内部の壁は漆喰です。)

今回、昇太師匠が床の間の壁をご自分で塗るということで
職人ともども指導?させていただきました。

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施工指導は当社の安西さん。

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左官道40年以上のベテランです。

床の間に塗る材料は珪藻土の特注色です。

まずは左官の基本 鏝返しから覚えていただき
いざ壁に臨みます。

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初めは戸惑っていらっしゃいましたが、
さすがは落語の道を究めた昇太師匠。

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初めてとは思えない仕上がりでした。

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最後に柳葉の鏝でサインを入れて完成。

記念写真も一緒に取っていただきました。

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乾くともう少し落ち着いたいい色になります。

塗るのって楽しい!
師匠にも左官の楽しさを感じていただけていたらうれしいです。

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ちゃっかりサインまで頂いてしまいました。
施主様から直接お礼を言っていただけるのは非常にうれしいですね。

設計•施工:鯰組
鯰組HPへ

左官:(有)原田左官工業所

2013年8月26日 (月)

DIYホームセンターショウに参加します。

8月の29日~31日に幕張メッセで開催される

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2013に原田左官が参加することになりました。

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当社はキラリDIY女子のコーナーで

左官実演・塗り壁体験を行います。

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女性左官が漆喰・土壁・珪藻土の塗り方を指導します。

会場で先着10000名に配られるショウのコミックガイドにも

当社の女性左官が似顔絵で掲載されています。

このマンガの作者 とだ勝之先生もわざわざ当社に来て

左官の体験をして、マンガを書いていただきました。

どんな風にマンガに左官を取り上げられているか楽しみです!

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漆喰竈の展示・販売も行いますので、是非この機会にご覧下さい。

DIYホームセンターショウのHPへ

日程 

8月29日 バイヤーズデー AM9:00-PM5:00

8月30日 一般・PRデー   AM9:00-PM5:00

8月31日 一般・PRデー   AM9:00-PM4:00

場所

幕張メッセ国際展示場 4・5・6ホール    

2013年8月 8日 (木)

成城モデルルームを施工

原田左官で旭化成住宅さんの成城モデルルームを施工しました。

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今回、この展示場では日本エムテクスさんの「天然スタイル土壁」が採用されています。

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この材料はゼオライト、珪藻土、建材用に生成した卵の殻などが配合されていて

非常に柔らかい表情を持った塗り壁材です。

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リビング、吹き抜け、レストルームまで壁・天井を「天然スタイル 土壁」で仕上げています。

とても暖かみのあるモデルルームに仕上げることが出来ました。

お近くに行かれる時は是非、ご覧下さい。

旭化成 成城展示場HPへ

日本エムテクス 天然スタイル土壁HPへ

2010年11月25日 (木)

離れの家

建材フォーラムという湿式建材の業界紙の表紙に当社の施工現場が掲載されています。

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 「練馬の離れの家」という現場で第四回の日本漆喰協会作品賞を受賞した物件です。
第4回漆喰協会作品賞のページはこちら

この現場は床・壁・天井すべてを土佐漆喰仕上げ、一つの素材で「くるんだ」ような
仕上げになっています。
当社としても本当に面白く施工をさせていただいた現場でした。
この設計をされたのが当社がいつもお世話になっている
(有)スタイルイズスティルリビングの斎藤さんです。
斎藤さんは左官のファンで、いろんな場面に取り入れていただいています。
私が尊敬する設計デザイナーのお一人です。
出会ってしばらく後から私の好きなLOFTのデザインを手がけていた方だと知りました。
その話はまた別の機会に。

(有)スタイルイズスティルリビングのHPはこちら

2010年10月 3日 (日)

淡路 植田さんとのコラボレーション

先日の現場で淡路の左官のスーパースター植田さんと現場を一緒に施工しました。

植田さんは久住章さんの一番弟子で、現在は左官の仕事と工務店、両方をやられています。

「左官を考える会」を立ち上げられ全国で左官職人のネットワークを広げている凄い方です。

今回、東京の工務店さんの仕事で施主さんが植田さんの大ファンでした。

「植田さんにどうしても漆喰をやってもらいたい」というお話を聞き、お声掛けをして、

原田左官とジョイントしてやっていただくことになりました。

まずはツノマタを煮て漆喰を練る準備をします。

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これが漆喰に入れるツノマタ(海草)です。

この煮汁を漆喰の糊として使います。

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その間に、下地処理、下塗りを進めていきます。

施主さんがいらっしゃったら、植田さんの講義の始まり。

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事前にワラをふるって、長さの違うものをそろえます。

入れるワラの長さ、骨材の大きさで漆喰の表情が大きく変化します。

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その場でどんどん見本を作っていき、施主さんの好みを探っていきます。

仕上げの模様はすぐ決まったのですが、話が弾んで、

漆喰の話、家の話など、どんどん講義は膨らんでいき、私も勉強になりました。

家つくりもやっている植田さんだからできるアドバイスもあって、施主さんも大変満足されていたようでした。

次回は実際の施工現場、ハラダの女子2人が大活躍の巻です。

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