ありがたい と思う
2011年度、最後のブログは
ありがたいなと思ったお話です。
「ひととき 10月号」
新幹線の社内においてあるフリーペーパーなのですが、
だいぶ前からこの10月号欲しかったんですよ。
なぜなら「にっぽん左官教室」という小林澄夫さんなどが
寄稿された左官の特集記事が掲載されていたからなのです。
業界の仲間の人には声をかけていたのですが、
なかなか記事を読むことが出来ないでいました。
3ケ月くらい経ってからのある日、
地元のクリスマス会の集まりがあったのですが、
そこでナント先輩がその
「ひととき 10月号」を持ってきてくれました。
全然商売は違う地元の先輩なのですが、
その先輩は
「ムネちゃん(私のこと)左官屋でしょ。
見たいかなー、と思って。」
と言って渡してくれました。
・私が左官屋だということを覚えていてくれたこと
・わざわざ新幹線から持ち出して持っていてくれたこと
・今日会うから持ってきてくれたこと
など、先輩の優しさがすごく感じられ、
(ありがたいなあ)と心から思いました。
ありがたく頂いた雑誌はもちろん熟読しました。
「・・・やがて、どのようないとおしい風景にも、
また、何事もないおだやかな風景にも左官がひそんでいるといった
そのような時代がやってくるのではなかろうか。」
小林澄夫さんの結びの文章です。
「ひととき10月号-土壁の魅力、左官術の魅力-」より引用
今年1年、皆様本当にありがとうございました。
来年も「左官」が魅力的になれるよう頑張りますので
よろしくお願いします。