建材フォーラム6月号に女性左官の座談会の記事が掲載されました。
私はここ最近、当社だけでなく、女性左官が業界で増えていることを実感しています。
女性左官を取り上げている記事も多いのですが、
だいたいが女性左官がいる事業所の紹介で、
実際働いている女性の声を聞きたいなと思っていました。
女性左官が増えているのだから、女性左官を集めて座談会をやりたいと
仲間の左官屋さんに相談していたところ、建材フォーラムさんがお話をまとめてくれて
女性左官座談会が実現しました。
メンバーは私と当社の女性左官 福吉奈津子
伊藤左官工業の伊藤社長、荒川千尋さん
八幡工業の八幡専務、田原亜沙子さん
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当社では女性の職人がいることが当たり前になりましたが、
2社のお話を聞いて、改めて女性ならではの良さ、大変なことなど
気づかされることが多かったです。
当社の福吉からも
「出産して現場復帰するって自分からは図々しいと思って言えなかった。
原田会長がやるんでしょと言ってくれたから、道が開けて、
復帰することが出来たんですよ」
と、初めて聞かされる話もあり、非常におもしろく、ためになる座談会でした。
建築業は人材不足・人材育成が最重要課題になっています。
それはこの先、更に深刻になっていくでしょう。
政府や大手企業は外国人労働者や雇用延長することで人手不足を補おうとしています。
でも、まずは女性の力を活かすべきではないでしょうか?
優秀でやる気のある女性はたくさんいます。
建築だから、左官だからムリ、、、ということではなく、
今こそ門戸を開いて女性の職人を育てるべきではないでしょうか。